和デニムの語れるブログ
カリフォルニア金鉱とジーンズの発祥
こんにちは。 本日はジーンズソムリエの知識共有で、テーマは「ジーンズの発祥」です。 ジーンズの始まりはアメリカの作業着ということは多くの方がご存知かと思います。カリフォルニアで金鉱が発見されたのが1848年で、その翌年から一攫千金を狙う男たちがカリフォルニアに集まりました。この男たちを「Forty-niners/49ers」と呼びます。(同じ名前の有名なデニムショップがありますよね) 彼らから、通常のズボンでは破れてしまうほどの激しい労働に耐えるための頑丈な作業着が求められました。そこに目を付けたのが、当時サンフランシスコの生地商だったリーバイ・ストラウスで、生成りで10オンスの厚さのキャンバス生地を使用したウエスト丈のオーバーオールを発売したみたいです。これがジーンズの本当の始まりです。色も違うし、まだ今のジーンズにはほど遠いですよね。 1873年、リーバイス社の取引先であったヤコブ・デイビスという仕立て屋が、破れやすい後ろポケットの両角などに馬具用のリベットをハンマーで打ち付ける工夫をすると爆発的な人気だったようです。リベットは今ではジーンズである一つの証ですが、この時に生まれたのです。 その後、生地はキャンバスから9オンス程度の薄いデニム生地のブルージーンズになっていき、メーカーもリーバイスのほか、中西部発祥のリーや、南部発祥のラングラーもブランド力を伸ばしていったようです。また、ヨーロッパからの輸入に頼らず、アメリカ自国内で綿の栽培や紡績、織物作り、そしてインディゴ染料による染色などの繊維産業ができ、昨今のジーンズ産業の発展に繋がっていくのです。 以上、今回はジーンズ発祥のお話でした。
カリフォルニア金鉱とジーンズの発祥
こんにちは。 本日はジーンズソムリエの知識共有で、テーマは「ジーンズの発祥」です。 ジーンズの始まりはアメリカの作業着ということは多くの方がご存知かと思います。カリフォルニアで金鉱が発見されたのが1848年で、その翌年から一攫千金を狙う男たちがカリフォルニアに集まりました。この男たちを「Forty-niners/49ers」と呼びます。(同じ名前の有名なデニムショップがありますよね) 彼らから、通常のズボンでは破れてしまうほどの激しい労働に耐えるための頑丈な作業着が求められました。そこに目を付けたのが、当時サンフランシスコの生地商だったリーバイ・ストラウスで、生成りで10オンスの厚さのキャンバス生地を使用したウエスト丈のオーバーオールを発売したみたいです。これがジーンズの本当の始まりです。色も違うし、まだ今のジーンズにはほど遠いですよね。 1873年、リーバイス社の取引先であったヤコブ・デイビスという仕立て屋が、破れやすい後ろポケットの両角などに馬具用のリベットをハンマーで打ち付ける工夫をすると爆発的な人気だったようです。リベットは今ではジーンズである一つの証ですが、この時に生まれたのです。 その後、生地はキャンバスから9オンス程度の薄いデニム生地のブルージーンズになっていき、メーカーもリーバイスのほか、中西部発祥のリーや、南部発祥のラングラーもブランド力を伸ばしていったようです。また、ヨーロッパからの輸入に頼らず、アメリカ自国内で綿の栽培や紡績、織物作り、そしてインディゴ染料による染色などの繊維産業ができ、昨今のジーンズ産業の発展に繋がっていくのです。 以上、今回はジーンズ発祥のお話でした。
ジーンズソムリエ取りました
こんにちは。 こういうサイトを運営しているのでジーンズについてもっと知識を付けようと勉強を始め、ついに2022年にジーンズソムリエ資格認定試験を受け、見事合格しました✨しかも、優秀な成績ということで授賞式で登壇までしましたっ!優秀な成績と言っても何点なのかは非公表なのが悲しいのですが。 さてさて、そういうことで本日はジーンズソムリエとしての知識をいくつか共有したいと思います。 まずは語源ですね。 デニムの語源は、「Serge de Nimes セルジュ・ド・ニーム(ニーム産の綾織の生地)」という言葉らしいです。ニームというのはフランス南部の港町マルセイユに近い地方の名前で、ちょうど日本の瀬戸内地区のような温暖な気候や立地条件のもと、19世紀当時は綿花などの栽培も行われ、織物生産地として当時は勢いがあったようですね。この生地がアメリカなどの英語圏で取り引きされるようになり、発音しやすいように前半が省略され、「デ・ニーム」に変化したと言われています。 続いて、ジーンズの語源です。イタリアの港町ジェノバに関係しています。ジェノバはフランスの港町マルセイユと競争関係にあり、新大陸アメリカに輸出する織物の集荷地として有力であったらしいです。アメリカ人が、ジェノバから来た船員が着ていたズボンの素材や、ズボンそのものをジェノバ製という意味のジェンズ(Genes)やジェノワーズ(Genois)と呼んでいたという。次第に、リーバイス社の製品に対してもジェンズという呼び方がされるようになり、やがてジーンズと発音されるようになったとのことです。 デニムやジーンズの呼び方の変遷については、ジーンズの本場であるアメリカでも詳細は分かっていないらしいですが、まずは「デニム=生地」、「ジーンズ=デニムを使ったパンツ製品」を表す言葉として定まっていることをここでは覚えてもらえれば、ということですね。 ではまた、ジーンズソムリエとしての知識は今後も発信していきます!
ジーンズソムリエ取りました
こんにちは。 こういうサイトを運営しているのでジーンズについてもっと知識を付けようと勉強を始め、ついに2022年にジーンズソムリエ資格認定試験を受け、見事合格しました✨しかも、優秀な成績ということで授賞式で登壇までしましたっ!優秀な成績と言っても何点なのかは非公表なのが悲しいのですが。 さてさて、そういうことで本日はジーンズソムリエとしての知識をいくつか共有したいと思います。 まずは語源ですね。 デニムの語源は、「Serge de Nimes セルジュ・ド・ニーム(ニーム産の綾織の生地)」という言葉らしいです。ニームというのはフランス南部の港町マルセイユに近い地方の名前で、ちょうど日本の瀬戸内地区のような温暖な気候や立地条件のもと、19世紀当時は綿花などの栽培も行われ、織物生産地として当時は勢いがあったようですね。この生地がアメリカなどの英語圏で取り引きされるようになり、発音しやすいように前半が省略され、「デ・ニーム」に変化したと言われています。 続いて、ジーンズの語源です。イタリアの港町ジェノバに関係しています。ジェノバはフランスの港町マルセイユと競争関係にあり、新大陸アメリカに輸出する織物の集荷地として有力であったらしいです。アメリカ人が、ジェノバから来た船員が着ていたズボンの素材や、ズボンそのものをジェノバ製という意味のジェンズ(Genes)やジェノワーズ(Genois)と呼んでいたという。次第に、リーバイス社の製品に対してもジェンズという呼び方がされるようになり、やがてジーンズと発音されるようになったとのことです。 デニムやジーンズの呼び方の変遷については、ジーンズの本場であるアメリカでも詳細は分かっていないらしいですが、まずは「デニム=生地」、「ジーンズ=デニムを使ったパンツ製品」を表す言葉として定まっていることをここでは覚えてもらえれば、ということですね。 ではまた、ジーンズソムリエとしての知識は今後も発信していきます!
ファッションに関する情報発信をはじめます
こんにちは。 年齢も40を過ぎ、いわゆるオジサンになってきました。 オシャレとは縁遠い生活を続けてきた私がこのようなサイトを運営することになるとは夢にも思いませんでした。 始めた限りは多くの方に知っていただけることが必要で、ついにブログを始めることとしました。(人生で初めてのブログ。。。) テーマも何もありませんが、ファッションに無頓着なモテない?モテたいオヤジがファッションを勉強していくリアルを発信していこうと思います。 また覗きに来てもらえると嬉しいです。
ファッションに関する情報発信をはじめます
こんにちは。 年齢も40を過ぎ、いわゆるオジサンになってきました。 オシャレとは縁遠い生活を続けてきた私がこのようなサイトを運営することになるとは夢にも思いませんでした。 始めた限りは多くの方に知っていただけることが必要で、ついにブログを始めることとしました。(人生で初めてのブログ。。。) テーマも何もありませんが、ファッションに無頓着なモテない?モテたいオヤジがファッションを勉強していくリアルを発信していこうと思います。 また覗きに来てもらえると嬉しいです。