ジーンズソムリエ取りました

こんにちは。

こういうサイトを運営しているのでジーンズについてもっと知識を付けようと勉強を始め、ついに2022年にジーンズソムリエ資格認定試験を受け、見事合格しました✨
しかも、優秀な成績ということで授賞式で登壇までしましたっ!
優秀な成績と言っても何点なのかは非公表なのが悲しいのですが。

 

さてさて、そういうことで本日はジーンズソムリエとしての知識をいくつか共有したいと思います。

 

まずは語源ですね。

デニムの語源は、「Serge de Nimes セルジュ・ド・ニーム(ニーム産の綾織の生地)」という言葉らしいです。ニームというのはフランス南部の港町マルセイユに近い地方の名前で、ちょうど日本の瀬戸内地区のような温暖な気候や立地条件のもと、19世紀当時は綿花などの栽培も行われ、織物生産地として当時は勢いがあったようですね。この生地がアメリカなどの英語圏で取り引きされるようになり、発音しやすいように前半が省略され、「デ・ニーム」に変化したと言われています。

 

続いて、ジーンズの語源です。イタリアの港町ジェノバに関係しています。ジェノバはフランスの港町マルセイユと競争関係にあり、新大陸アメリカに輸出する織物の集荷地として有力であったらしいです。アメリカ人が、ジェノバから来た船員が着ていたズボンの素材や、ズボンそのものをジェノバ製という意味のジェンズ(Genes)やジェノワーズ(Genois)と呼んでいたという。次第に、リーバイス社の製品に対してもジェンズという呼び方がされるようになり、やがてジーンズと発音されるようになったとのことです。

デニムやジーンズの呼び方の変遷については、ジーンズの本場であるアメリカでも詳細は分かっていないらしいですが、まずは「デニム=生地」、「ジーンズ=デニムを使ったパンツ製品」を表す言葉として定まっていることをここでは覚えてもらえれば、ということですね。

 

ではまた、ジーンズソムリエとしての知識は今後も発信していきます!

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